備蓄というと、食料や水などをイメージすると思いますが、食料や水と同じ位に重要なのが金です。
金とは、2つの意味が含まれています。
- お金(現金と預貯金)
- ゴールド(GOLD)
大地震発生などの非常時の中でも、生活をするためにお金は必要になります。
そのため、非常持ち出し袋に現金を入れおくことが望ましいです。
※詳しくは「非常時でも現金は必要」をご覧下さい。
この金額は少額(3万円程度)で構いませんが、そういう緊急時のお金とは別に、中長期的な備蓄という観点からのある程度まとまった額のお金を用意しておくといいでしょう。
東日本大震災では、被災地の多くで仕事を失った方が大勢いました。
もし仕事を失ったり、しばらく仕事ができなくなった場合でも、家族と数ヶ月間は生活できるように、お金を備蓄(預貯金)しておくことはとても大切です。
ただお金だけに依存していると、将来的に国家が破綻してハイパーインフレになった場合、お金は紙くずになってしまい無駄になってしまうことも考えられます。
また、銀行が潰れない保証はありません。生命保険や信託なども同様です。
そのため、リスク分散の意味でも、金(ゴールド)または金に準ずるコモディティ(プラチナ等)に換えて所有しておくことをおすすめします。
現在、金は高騰し史上最高値を更新していますが、紙くずになりかねない円よりはある面、安全と言えるでしょう。
地震対策の森では、経済的備蓄として、お金とゴールドを並行して準備しておくことをおすすめします。