非常時でもお金が役立つことがあります。
いざという時に備えて、非常持ち出し袋に入れておけば安心です。
現金
いえ、非常時こそ現金が必要になるのです。
大地震発生などの非常時の中でも、生活をするためにお金は必要になります。
現金があれば、不足している食料や生活必需品を買ったり、交通費やガソリン代に使うことができます。
非常時であればあるほど、当座を乗り切るために現金は必要になってきます。
東日本大震災では、停電によりオンラインシステムが作動しなかったため、クレジットカードやデビットカード、各種電子マネーが使えず困ったという方達が大勢いました。
震災発生後1ヵ月が経っても一部銀行は全く機能せず、ATMも使えませんでした。
そういう時頼りになるのが現金です。
ですから、現金は非常持ち出し袋に入れおくことが望ましいです。
できれば3万円程度は用意しておきたいものです。
また日頃持っている財布にも、カードだけではなくある程度の現金を入れておくるいいでしょう。
準備する現金は、紙幣だけではなく10円玉をはじめとした硬貨も用意しましょう。大きな災害が起こると、連絡手段が限られてきますので、公衆電話のほうが繋がることがあります。そのために10円玉があるといざという時に役立ちます。
10,000円札など大きな紙幣は、非常時には使い勝手がよくありませんので、おつりをあまり気にすることなく使える1,000円札と、500円、100円、10円硬貨を用意しておくといいでしょう。
現金は必ず非常持ち出し袋に入れておきましょう。