東日本大震災では、全壊した家屋約9万戸、半壊約3万5千戸、一部破損は27万戸にのぼります。
日本は世界一の地震国。今後30年以内に震度6以上の大地震が発生する確率は、首都直下地震70%、東海地震87%、東南海地震60~70%と、明日にでも日本全国どこに大地震が起こってもおかしくありません。
しかし何の備えもしていないと、災害により家という資産がゼロになるばかりか、ローンという負債が残り、さらに二重ローンで苦しむことになるかもしれません。
国の支援もある程度はありますが、金額的にはあまり頼りにはなりません。
そこで今のうちに、「地震保険」に加入しておくことが、災害後の生活を考えた上では理想的です。
何故なら、地震保険は自然災害から経済的に守ってくれる唯一の方法だからです。
地震保険は保険料が高いと思っている方もいるでしょう。
実際、火災保険は入っているけど地震保険には加入していないという世帯が多いです。
地震保険は火災保険の付帯保険なので、地震保険単独で加入することできません。
かならず火災保険に入らないと地震保険には入れないのです。
そこで、火災保険を見直し無駄払いをなくすことで、その分を地震保険にあてることで、災害時の経済的ダメージを軽減することができます。
地震保険の詳細については紙幅の関係で割愛しますが、現在住宅ローンを払っている世帯ほど、地震保険加入を検討することをオススメします。