屋外で地震が起きた場合は、どのように行動すれば良いでしょうか。
昼間に地震が起こった場合、街中や路上で地震にあう可能性もあります。
福岡県西方沖地震では、市街地の歩道にビルの窓から「ガラスの雨」が降りました。幸い休日の午前だったため被害はありませんでしたが、平日に午後など人が多い時間なら大きな被害が出たでしょう。
そこで屋外で地震が起きた場合の身を守る具体的方法をご紹介します。
1,塀や電柱、自動販売機などから離れる |
住宅街などで地震が発生した場合は、ブロック塀や電柱、自動販売機などから離れましょう。これらは倒れてきた下敷きになって、大けがをする事もあり、大変危険です。
2,カバンなどで落下物から頭を守る |
屋外で地震にあった場合、一番気をつけなければならないのが、ビルなどが立ち並ぶオフィス街や繁華街にいる場合です。
窓ガラスの破片や看板などが落下してくる可能性が十分にあります。
特にビルの窓ガラスが割れた場合は、時速40km以上の速度で広範囲に落下するため、かなりの脅威となりうます。
そこで、カバンなどで頭部をカバー(頭から数センチ離すと効果的)するようにします。
3,安全な場所に避難する |
近くに新しく大きな建物がある場合には一時避難するといいです。
また、近くに公園や空き地、駐車場など広い場所がある場合には、そこに避難をしましょう。