米の備蓄は白米より劣化しにくい玄米がベストです。
そこで、玄米の備蓄方法ですが、ペットボトルを使って保存することをおすすめします。通常米屋などで玄米を買ってくると紙袋に入っています。
この状態で保管していると、劣化は早くなりますし虫がつきますのでやめましょう。
私はスーパーに行って2リットル6本で税込398円(1本66円)の水を買い、中身の水は飲料や料理に使い、空になったペットボトルを使いました。ペットボトルは2リットル用を使います。
できる限り水が入っていたペットボトルにしましょう。
水以外のペットボトルだと、よく洗っても匂いが残り、米に移ってしまいますので避けたほうがいいです。
ペットボトルはよく振って水切りをして、飲み口を下にして乾かすといいです。
ペットボトルが乾燥したら、漏斗(じょうご)を使い玄米をペットボトルに入れていきます。夏場の晴天の日なら、新聞紙を下に敷いてペットボトルを乗せて乾かせば(上の写真)、数時間で完全に乾きます。
湿気が残っていると米の劣化を早めますので、完全に乾燥した状態にしてから使うようにして下さい。
漏斗はなるべく大きなものを使うと入れやすいです。
漏斗は百均で購入できます。
米をペットボトルに入れる際の注意点ですが、普通に米を入れて満タンになったと思ってフタを閉めます。ですがこれだと実際は全然満タンにはなっていません。
ペットボトルを上下左右に何度も振ってみて下さい。驚く位上部が空いてしまいます。
米は普通に入れただけだと想像以上に隙間が発生します。そこで、米を入れながら何度も上下左右に振って米の隙間をなくすようにして下さい。そして、もうこれ以上入らないと思うところまでぎっしり米を詰めてからフタを閉めて下さい。最後は指でぎゅっと押し込んで入れると隙間なく入ります。
次に、ペットボトルに米の購入日や、白米であれば収穫年、精米日をマジックで書くようにします。上の写真が完成品です。
上下左右に振って音がしなければOKです。
玄米10kgで2リットルのペットボトル5本と3分の1位です。最後に、ペットボトルを購入したときの段ボールに詰めて完成です。
フタを閉めて冷暗所に保管します。
オススメ度