1998年以降に設置されたエレベーターには、地震感知装置が付いています。
そのため、だいたい震度4以上の地震を感知すると、自動的に最も近い階で停止し、ドアが開くように設計されています。
ですが1998年以前に設置された古いエレベーターもありますし、地震感知装置が作動しない場合なども考えられます。
そこでエレベーターで地震が起きた場合の身を守る具体的方法をご紹介します。
1,すべての階のボタンを押す |
地震感知装置が作動して最も近い階で停止してくれればいいですが、停止しない場合がありますので、地震だと認識したら、速やかにすべての階のボタンを押し、停止した階でドアが開いたら、その階でエレベーターを降りるようにしましょう。
2,インターフォン・非常用電話で外部と連絡する |
万が一、途中で緊急停止したり、ドアが開かなくてエレベーター内に閉じ込められてしまった場合は、インターフォンや非常用電話を使って外部と連絡をとるようにします。
時間がかかる場合がありますが、焦らずに外部からの救出を待ちましょう。
3,非常口などから脱出しないようにする |
エレベーターの天井の非常口から脱出するシーンが映画やドラマなどで描かれますが、大変危険なのでやめましょう。
地震でエレベーターのワイヤーがすべて切れて落下するという事故はまず起きないので、落ち着いて行動しましょう。